大谷翔平、“最後の最後”に史上6度目珍記録 米データ会社紹介「41年間で唯一」

“今季最終打席”は打撃妨害
ドジャースの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に「1番・指名打者」でフル出場し、チームは4年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を果たした。左肩を負傷しながら強行出場した大谷だが、“最後の最後”で珍記録を生み出していた。
レギュラーシーズンでは史上初となる「50-50」を記録。54本塁打130打点で打撃2冠、盗塁も59個マークした歴史的なシーズンの“最終打席”は打撃妨害だった。8回、1死一、三塁の場面で初球をスイングし、捕手のミットがバットに当たったとして一塁へ歩いた。
起こることが少ないプレーだが、打撃妨害がワールドシリーズで記録されたのは42年ぶり6度目の珍事。前回は1982年で、カージナルスと当時ア・リーグだったブルワーズが激突したワールドシリーズ第3戦だった。
米データ分析会社「コーディファイ・ベースボール」がX(旧ツイッター)で「ワールドシリーズの試合において、直近41年で捕手の妨害で出塁した唯一の打者だ」と紹介すると、ファンからは「記録の宝庫だね大谷さん」「また記録作ったよ」「とにかく、彼は記録を作った」とコメントが寄せられていた。
(Full-Count編集部)
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