ド軍33歳が“意味深行動”…地元メディアも敏感に反応 GMらに迫られる「難しい決断」
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“お祭り男”ぶり発揮…PS通算15本塁打はベーブ・ルースに並ぶ記録
ドジャースからFAとなったエンリケ・ヘルナンデス内野手の“意味深行動”に地元メディアも反応した。6日(日本時間7日)にインスタグラムのアイコンのキャップをドジャースのものから「?」の画像に変更。地元メディア「ドジャース・ネーション」も「SNSのプロフィールからドジャースを取り除く」として伝えた。
「キケ」の愛称で親しまれる33歳は今季、126試合で打率.229、12本塁打、42打点、OPS.654。しかし得意のポストシーズンでは2本塁打、OPS.808と大活躍。ポストシーズン通算15本塁打はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らを超え、ベーブ・ルースに並ぶ記録で、“お祭り男”ぶりを発揮した。4日(同5日)にイベントに参加した際には残留を熱望している。
「今オフFAになった選手に関して、ドジャースはいくつかの難しい決断をすることになる」と同メディア。テオスカー・ヘルナンデス外野手、ウォーカー・ビューラー投手、ジャック・フラハティ投手、ブレイク・トライネン投手、ジョー・ケリー投手らもFAとなっているからだ。デーブ・ロバーツ監督はワールドシリーズ終了後にムーキー・ベッツ内野手が司会を務める番組で、T・ヘルナンデスやトライネンの残留を望んでいることを明かすなど、来季のドジャースの戦力を大きく左右する決断になる可能性もある。
そこで「アンドリュー・フリードマン編成本部長やブランドン・ゴームズGMは、ファンから人気を得ている多くの選手について、キープするのか手放すのか、決断しなければならない。そして、フロントオフィスはウィリー・アダメスやフアン・ソトを追うのかどうかについても決断する必要がある」と指摘。ワールドシリーズ連覇のためにも、どんなチーム編成を進めていくのだろうか。
(Full-Count編集部)
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