敗戦直後でも…ただ一人残る清宮幸太郎に「心打たれた」 “粋な行動”にSNS感動

高国輝コーチは昨秋キャンプで指導を受けた縁がある
野球日本代表「侍ジャパン」は、24日に行われた「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」の決勝でチャイニーズ・タイペイ代表に敗れ、準優勝に終わった。悔しさの残る表彰式で、清宮幸太郎内野手(日本ハム)がとった行動が「清宮くんってこういうとこが、みんなに愛されるんやね。人柄がめっちゃ良い」「めちゃくちゃエエ子やないか……こういうのとても大事」などと話題だ。
銀メダルの日本代表の表彰式が終わり、ナインらはベンチ裏へと引き揚げていく。その中で清宮だけは立ち止まり、歓喜に沸くチャイニーズ・タイペイ代表の表彰式を見つめていた。
最後まで見届けると歩み寄り、高国輝コーチと握手。健闘を称え合った。高国輝コーチは台湾球界で3年連続本塁打王に輝いたことがあり、昨秋の日本ハムの秋季キャンプに参加。清宮は指導を受けた縁がある。

清宮は追加召集でプロで初めて日の丸を背負った今大会は、わずか4試合の出場で打率.200(15打数3安打)に終わった。SNS上では「清宮選手も悔しいはず。その中でも現実と向き合って対戦相手を讃える気持ちにすごく心を打たれた」「悔しいのに表彰式を見届けて更に健闘称え合い握手する姿は必ず成長します」「清宮君ええ子やん こういう義理人情好き」「清宮選手の品の良さが好きです」「ほーんといい子なのよ清宮」などと称えるコメントが並んだ。