日本去り15年…元首位打者助っ人の今 帰国後も発揮する“才能”、託されたスター育成
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リック・ショート氏はDバックスマイナーLフィールドコーディネーターに
ダイヤモンドバックスは13日(日本時間14日)、ロッテと楽天でプレーしたリック・ショート氏がメジャーリーグのアシスタント打撃コーチおよびマイナーリーグのアシスタント打撃コーディネーターを務めた後、マイナーリーグのフィールドコーディネーターに転向すると発表した。
ショート氏は、1994年ドラフト33位(全体923位)でオリオールズから指名を受けた。その後メジャー昇格を果たせないまま2003年に来日してロッテ入り。127試合で打率.303、12本塁打、58打点という成績を残したが、わずか1年で自由契約となり米復帰した。
2005年にナショナルズで待望のメジャーデビュー。メジャーでの出場は同年の11試合で打率.400、2本塁打、4打点、OPS1.404だった。
2006年には再び戦いの場を日本に移し、楽天で4年間プレー。2008年には134試合で12本塁打を放ち、打率.332で首位打者を獲得し、外野手部門のベストナインにも輝いた。しかし2009年は61試合の出場にとどまり、オフに退団した。日本でプレーした5年間のうち、打率3割超えを4度記録するなど確実性の高い打撃を披露した。
その後はダイヤモンドバックスで指導者などを務め、現在52歳。NPB通算546試合で打率.314を誇る元助っ人は、未来のスター育成に励んでいる。
(Full-Count編集部)
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