ラックス放出で「状況は一変した」 ド軍が“お祭り男”との再契約に「現実味」
![ドジャースからFAになっているエンリケ・ヘルナンデス【写真:Getty Images】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2024/11/07153655/20241107_e-hernandez_ge.jpg)
ラックス放出で…E・ヘルナンデスとの契約が「現実味を帯びてきた」
ドジャースは6日(日本時間7日)、ギャビン・ラックス内野手をレッズへトレードで放出したと発表した。ドジャースには若手有望株のマイク・シロタ外野手とドラフト上位指名権(全体37位前後)が移る。27歳二塁手の放出を受け、ドジャースからFAとなったエンリケ・ヘルナンデスと再契約する可能性が高まったと、米メディアは分析している。
米スポーツ専門誌「スポーツ・イラストレイテッド」は「ギャビン・ラックスをトレードしたことで、ドジャースはファンのお気に入りのエンリケ・ヘルナンデスを獲得できる」との見出しで、バレンティーナ・マルティネス記者による記事を掲載した。記事は、二遊間をこなせる25歳のキム・ヘソン内野手を3年1250万ドル(約20億円)で獲得したことにより、ラックスの放出は「驚きではない」と指摘する。
E・ヘルナンデスとの再契約を多くのファンが望んでいたが、キム・ヘソンと契約したことで懐疑的な見方が強まっていた。しかし、ラックスが去ったことで「状況は一変した」と伝える。ドジャースには二遊間を守る選手が多く在籍しているが、その1人を放出したことでユーティリティのヘルナンデスを獲得できる。ヘルナンデスとの再会が現実味を帯びてきた」と主張した。
米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は、自身のX(旧ツイッター)に「ユーティリティのエンリケ・ヘルナンデスとの再会がより現実的になった」と綴っている。
「キケ」の愛称で親しまれる33歳は2024年、126試合で打率.229、12本塁打、42打点、OPS.654だった。得意のポストシーズンでは2本塁打、OPS.808の活躍。ポストシーズン通算15本塁打はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手らを超え、ベーブ・ルースに並ぶ記録で、“お祭り男”とも称される。明るい性格のムードメーカーとドジャースは再契約するのか、注目される。
(Full-Count編集部)
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