元広島右腕、ド軍から“戦力外”になったワケ 際立つ防御率1.85…GMが語った苦渋の決断
DFAには「多くの要因がある」…ゴームズGMが説明
ドジャースは元セーブ王のカービー・イェーツ投手を獲得し、メジャー出場前提となる40人枠を空けるために元広島のライアン・ブレイシア投手をDFAにした。1月31日(日本時間2月1日)、ブランドン・ゴームズGMが取材対応し、「タイミング的なことだとは思っている」と理由を明かした。
2017年に広島で26試合に登板し、防御率3.00の成績を残した右腕は、2018年にレッドソックスに移籍。2023年途中からドジャースでプレーし、昨季は29試合に登板して1勝6ホールド、防御率3.54をマークして世界一に貢献した。
ドジャースでの2年間で防御率1.85と安定した成績を残しブルペンを支えたが、“事実上の戦力外”に。ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」のマシュー・モレノ氏によると、ゴームズGMは「間違いなくブレイシアは我々にとって素晴らしい存在。救援陣がどのように構築されているか、そして将来的に幾分柔軟性が必要になる可能性を考えると、残念ながらブレイシア(を今回DFA)にすることになった」と語った。
チームはメジャー出場前提の40人枠が埋まっており、イェーツを獲得するために1枠開ける必要があった。ゴームズGMは続けて「素晴らしい同僚だったし、素晴らしい人間だった」と人間性を評価。「(DFAには)多くの要因がある。決して気持ちがいいものではないが、それが大体の理由だ」と苦渋の決断だったことを認めた。
(Full-Count編集部)