西武、黄金期ベースの“特別ユニ”発表 今井もお気に入り「昔と今のいいとこ取り」
左袖に戦う獅子の姿と「75」を融合した特別ロゴをあしらう
宮崎・南郷キャンプ中の西武は3日、今季着用するライオンズ75周年ユニホームを発表。今季から指揮を執っている西口文也監督と、2年連続2度目の開幕投手に内定している今井達也投手がモデル役を務めた。
西口監督は「雰囲気は私の現役時代のユニホームに似ている。昔に近いユニホームを着て、負けるわけにはいかない。勝ちにこだわります」とキッパリ。
左袖に戦う獅子の姿と「75」を融合した特別ロゴをあしらう。胸元の「Lions」は、1980〜90年代の黄金期のデザインをベースに、スピード感を表現した流線的な筆記体となっている。パンツには黄金期をほうふつさせるライオンズブルー、グリーン、レッドの3色のラインに、レジェンドブルーを加えた4本のラインを入れた。今井は「このラインの入ったユニホームを着てみたいと思っていました。昔のユニホームと今の、いいところ取りですね」と笑顔みを浮かべた。
西武は今季、ベルーナドームで行われる4月18日から20日までのソフトバンク3連戦、6月27日から29日までの日本ハム3連戦、9月5日から7日までのロッテ3連戦、東京ドームで7月14日に行われる日本ハム戦の計10試合を、「ライオンズ75周年シリーズ」と銘打って開催し、このユニホームを着用する。
1951年に西鉄クリッパーズから西鉄ライオンズに改称され、その後、太平洋クラブライオンズ、クラウンライターライオンズと親会社が変わりながら存続。1979年から西武が球団を保有し、ライオンズとして75周年を迎えた。