11歳年下なのに…ド軍ベテランが「聖人すぎる」 佐々木朗希への気遣いに称賛の嵐

ファン感謝イベントで取材に応じたドジャースのミゲル・ロハス【写真:小谷真弥】
ファン感謝イベントで取材に応じたドジャースのミゲル・ロハス【写真:小谷真弥】

ロハスは佐々木に背番号11を譲渡…明かした理由「勝ちたいだけ」

 ドジャースのミゲル・ロハス内野手は1日(日本時間2日)、ファン感謝イベント「ドジャーフェスト」内の取材で佐々木朗希投手に背番号「11」を譲った経緯を明かした。その中で「見返りは一切求めていない」と発言。SNSでは「グッとくるコメントと行動をいつもしてくれますね」と称賛の声が相次いだ。

 ロハスはドジャースで2023、2024年の2年間、「11」を着用していたが、今季からポスティングシステムを利用して入団した佐々木に譲る形に。2014年のメジャーデビュー時につけていた背番号「72」でプレーすることになった。

 昨オフには大谷翔平投手に背番号「17」を譲ったジョー・ケリー投手が大谷からポルシェをプレゼントされた。メディアからは「何かを求めたら」と提案を受けたが、「私は(若手時代)今までに何回もやったことがあるので、正直言って何もいらない」と“無欲”を強調した。

 11歳年下のメジャー未経験の右腕に譲った自らの背番号。「勝ちたいだけなんだ。ロウキ・ササキが自分のチームで戦ってほしいだけだよ。活躍を楽しみにしているし、(背番号を譲ることで)彼の居心地がよくなってほしいんだ」と慮った。この行動に「人間性の素晴らしさはファンを惹き付ける」「ロハス聖人すぎる」とコメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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