阪神から巨人は「行けないよ」 永遠のライバル…球界OBも納得した主砲の残留

阪神・大山悠輔【写真:小池義弘】
阪神・大山悠輔【写真:小池義弘】

「名球会チャンネル」に佐々木主浩氏、和田一浩氏、宮本慎也氏らが出演

 オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留した阪神・大山悠輔内野手も参加している宜野座キャンプは4日に第1クール最終日を迎えた。その大山について、名球会メンバーが“残留は当然”との見解を示している。

 日本プロ野球名球会が運営する公式YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」に佐々木主浩氏、和田一浩氏、宮本慎也氏らが出演。国内FA権を行使した大山をめぐっては、永遠のライバルである巨人も獲得に名乗りを上げていたが、熟考の末に残留を決めていた。

 佐々木氏は「行けないよな、阪神から巨人には」と指摘。和田氏が「ないの?」と聞くと、宮本氏も「両チームの行き来はFAはないよ」と回答。巨人、阪神ともFAで大物選手を獲得した過去があるものの、これまで両球団の間ではFA移籍がないことを確認しあった。

 2004年の開幕前に金銭トレードで野村克則捕手が阪神から巨人へ、同じく2020年オフ、山本泰寛内野手が巨人から阪神へ、2023年オフの現役ドラフトで馬場皐輔投手が阪神から巨人へ、2024年オフの現役ドラフトで畠世周投手が巨人から阪神へと移籍したケースはあるが、両球団間では移籍自体が少ない。宮本氏は交流の場で、阪神ファンという少年に「大山、残ってよかったなあ」と話す場面もあった。

 大山は2016年ドラフト1位で阪神に入団。プロ通算8年間で977試合に出場し、打率.268、137本塁打、551打点をマークするなど、主軸を張っている。

【実際の映像】阪神から巨人には「行けないよ」…FA移籍について名球会メンバーが見解

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