水原被告、284億円の負債も「痛くないような振る舞い」 胴元激白、賭博で見せた“裏の顔”
ボウヤー氏「彼は深刻なギャンブル依存症を抱えていた。私も一因」
ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の賭博の胴元とされるのがマシュー・ボウヤー氏が、地元紙「ニューヨーク・ポスト」の取材に応じた。
水原氏は2月6日(日本時間7日)に、ボウヤー氏は4月4日(同5日)に判決が下る予定。ボウヤー氏は違法賭博開帳、マネーロンダリング、そして虚偽の税務申告を認めており、水原氏について「許可なくオオタニの金を盗んでいることは明確だった。(お金を失っても)痛くないような振る舞いをしていた。とても穏やかでリスペクトをもって接していた」と語った。
検察は、水原氏がボウヤーを通じて2021年9月から2024年1月までで最低でも1万9000回賭けたという。司法局は「この期間、ミズハラの累計勝ち額は最低でも1億4225万6769ドル(約221億円)。累計負け額は最低でも1億8293万5206ドル(約284億円)。つまり4067万8436ドル(約63億1100万円)の支払い義務があったことになる。またこの期間、ボウヤーはミズハラが賭けるとき、制限を緩和していた」と説明した。
これについてボウヤーは「大丈夫かと聞いたら『私は(ギャンブルが)酷いんだ』と言い、もう少し制限するように言ってきた。彼は深刻なギャンブル依存症を抱えていた。私もギャンブル依存症だった。私も(水原事件の)一因だと感じている」と話した。
(Full-Count編集部)