NPB退団から7年…“激やせ”元助っ人が日本代表を粉砕 38歳でも衰えぬ打棒

メキシコ代表のジャフェット・アマダー【写真:Getty Images】
メキシコ代表のジャフェット・アマダー【写真:Getty Images】

元くふうハヤテの平間から適時打

 元楽天のジャフェット・アマダー内野手が躍動している。今オフはウインターリーグ王者を決定する大会「カリビアンシリーズ」のメキシコ代表として参加。3日(日本時間4日)の日本戦では痛烈なタイムリーを放ち、母国に勝利をもたらした。

 2016年から楽天でプレーしたアマダーは身長193センチ、体重135キロの巨漢で、2017年には121試合で23本塁打、65打点をマークした。翌2018年は62試合で20本塁打を放っていたが、シーズン途中に禁止薬物の使用で6か月の出場停止処分を受け、同年オフに楽天を退団した。

“お騒がせ助っ人”はその後、母国のメキシカンリーグでプレーし、ウインターリーグでも存在感を見せている。日本時代から一転してスリムになった体型から快音を飛ばし、2023年オフのウインターリーグでは62試合で打率.278、、リーグ1位の15本塁打、40打点を記録。最優秀選手賞(MVP)を受賞していた。

 昨年はメキシコシティ・レッドデビルズでプレー。39試合で打率.234、6本塁打の活躍で、トレバー・バウアー投手や安樂智大投手らとともに歓喜を味わった。

 ウインターリーグを経て「カリビアンシリーズ」にも参加。主に7番を務め、この日の日本戦では1-0の4回、1死一塁の場面で昨季くふうハヤテでプレーした平間凜太郎投手の変化球を捉え、左適時二塁打を放った。球場も実況も大興奮する一打を放ち、元助っ人は笑顔を見せた。試合は7-2でメキシコ代表が勝利している。

【実際の映像】“スリム”化したアマダー、衝撃打棒で日本代表を粉砕 実況大興奮の強烈打

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