ド軍35歳が編成トップから受けた“怪メール” 浮かんだ解雇「漏らしそうになった」
佐々木朗希へ背番号11を譲渡…ド軍ロハスが明かす舞台裏
ドジャースのミゲル・ロハス内野手が、新加入の佐々木朗希投手に背番号「11」を譲った“経緯”を明かした。深夜にアンドリュー・フリードマン編成本部長から届いたメールに驚き、“パニック”になったという。
ロハスは、マーリンズ時代を含めて昨年までの3年間「11」をつけてプレー。しかし、ポスティングで入団した佐々木に譲り、2014年のメジャーデビュー時につけていた背番号「72」で今季プレーすることになった。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のポッドキャスト番組「クリス・ローズ・ローテーション」に出演したロハスがその経緯を明かした。
「実は、深夜にフリードマン編成本部長からメールが届いたんだ。私に何かしてほしいという内容のとても奇妙なメールだったんだ」と振り返る。その時の心境について「解雇かトレードの知らせだと思って、漏らしそうになったよ」と明かした。しかも、フリードマン氏に返信してから1、2時間応答がなかったといい「パニックになっていたよ」と述べた。
不安に襲われていた頃にフリードマン氏から電話がかかってきた。「ロウキ・ササキと契約ができるかもしれないけど、彼が背番号11を希望しているという内容だった。背番号の話だと知って『アンドリュー、それだったらメールで教えてくれよ!』って思ったよ」とロハスは安堵の表情を見せた。
さらに「『チームが良くなるなら全く問題ない』と、(フリードマン氏に)言ったよ。私が着用した背番号11が永久欠番になることを願っているよ。彼はここで長くプレーするだろうし、活躍が楽しみだよ」と35歳の人格者は日本人右腕にエールを送った。
(Full-Count編集部)