元ヤ軍の怒り…ド軍は「リスペクトがなかった」 心に突き刺さる“非礼”に恨み節
ケリーが皮肉、ヤ軍は「8~9番目にいいチーム」
3か月以上の月日が過ぎても怒りは収まらないようだ。オフにヤンキースからカブスに移籍したジョン・バーティ内野手は5日(日本時間6日)、米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。ワールドシリーズで対戦したドジャースナインへの“憤り”を吐露した。
2024年のワールドシリーズは、ドジャースとヤンキースという東西の名門対決として大きく注目を集めた。しかし、ふたを開けてみればフレディ・フリーマン内野手の劇的なサヨナラ満塁弾で先勝したドジャースが危なげない展開でシリーズを制し、4勝1敗で2020年以来4年ぶりの世界一となった。
ただ試合後、ジョー・ケリー投手は守備や走塁の緩慢なプレーに呆れたようで、「8~9番目にいいチームになるかもね」と発言。大きな波紋を呼んでいた。他にもドジャースナインからは“煽り”があったようで、バーティはこの日「ワールドシリーズを優勝したチームが、負けたチームに対してこれほど酷い口の利き方をしたことは今までにないと思う」と指摘した。
「私たちに対してリスペクトがなかった。まるで、私たちはワールドシリーズ出場に値しないチームだと言っているようだった。私たちは昨シーズン多くの試合で勝利をしてきたんだ。地区優勝もした。私たちは(ワールドシリーズ出場に)値するよ」
バーティは「(確かに)残念ながら、ベストのパフォーマンスを発揮することはできなかった。特に守備面や走塁面でね。改善したいという気持ちで挑むことは重要だし、ヤンキースとしても(守備面や走塁面を改善したいと)思っているだろう」と反省しつつも、「残念ながら、私たちよりもいいチームとぶつかってしまった。彼らは優勝に値するチームだったと思うよ。なので、(言いたいのであれば)何を言ってもいいよ」と笑顔を浮かべつつも、内心は怒りを見せていたようだ。
(Full-Count編集部)