大谷翔平が加速させたドジャースの“ブランド化” 次々決まるスポンサー、ロバーツ監督ご満悦

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

ドジャースは昨季大谷との契約で副収入180億円以上

 ドジャースは昨シーズン、2020年以来のワールドチャンピオンとなった。大谷翔平投手らスター選手を要する“銀河系軍団”は米国のみならず世界的にも人気になりつつある。デーブ・ロバーツ監督はその要因として、大谷の存在を挙げた。

 ロバーツ監督は米ポッドキャスト番組「ドジャー・トーク」が2日(日本時間3日)までに公開したインタビューに登場。司会を務めるデビッド・ヴァセイ氏から「全ドジャースファンに評価されている男に来てもらいました」「今オフは(来日もされたので)ワールドワイドに(ドジャースの)宣伝をされましたね。あなたは球団の顔です」と紹介され、52歳は笑顔を見せた。

「そう言ってくれてありがとう。まず、私の頭の中に(元ドジャースの)トミー・ラソーダ氏を思い浮かべた。ラソーダ氏以上に球界やドジャースを盛り上げに貢献した人はいないと思う。(ラソーダ氏は)ドジャース野球を作り上げ、実績を残し、(ドジャースは)とてもグローバルなチームになった」と先達へリスペクト。続けて「私も(ドジャースを含めて)ロサンゼルスをスポーツの聖地にしようと務めている。もちろん、ショウヘイはその大部分を担っている。勝つことで(その目標にも)近づく。私は(オフに)日本へ行ったし、(開幕戦で)また戻るよ。ドジャースの一員でいることはとてもエキサイティングなことだね」とした。

 2023年12月に大谷が加入して以降、ドジャースは10数社の日系企業とスポンサー契約を締結。大谷との契約のみで球団が得た副収入は「1億2000万ドル(約183億円)」以上とされている。このオフも大谷がグローバルアンバサダー契約を結ぶ伊藤園とパートナーシップ契約を締結しており、その恩恵は増加の一途を辿る。果たして今後もどんな利益がもたらされるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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