イチロー氏の“生き方”は「美しい」 6年前の決断に脚光「本気の野球愛を感じた」
6年ぶりのメジャーリーグ日本開催を前に語ったこと
前人未踏の日米通算4367安打を記録し、現在はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏が7日、6年前に現役引退を決めた際の未練の断ち切り方に言及。スーパースターの言葉に「本当に感動的」「一番美しい引退だった」などの称賛が相次いでいる。
株式会社セブンイレブン・ジャパンとMLBのパートナーシップ契約発表会にサプライズ登場したイチロー氏は、現役最終年の2019年に東京ドームで行われたマリナーズ対アスレチックスの開幕戦に言及。イチロー氏は「現役に未練ないのはあれが理由なんです。あんな最後をファンが作ってくれたから」と当時を振り返った。「日本での開幕、日本人選手として日本代表としてメジャーで戦っていると、日本だから強く感じた」と、母国での試合が持つ特別な意味を強調した。
当時、イチロー氏は試合終了後の引退会見でも「今日のあの、球場での出来事、あんなもの見せられたら、後悔などあろうはずがありません」との名言を残していた。イチロー氏があらためて語った言葉に、ファンからは「あの試合、現地で見てたけど本当にものすごかった。やっぱりイチローって凄いんだなってあらためて実感したな~」「引退しても影響力ある」「見てて気持ちがよかった」「本気の野球愛を感じた」「今後イチローを超える打者は出てこない」などの声が寄せられている。
3月18日にドジャース対カブスの日本開幕戦は東京ドームで行われる。日本でメジャーリーグの試合が行われるのは、イチロー氏の現役最後の試合があった2019年以来、6年ぶり。両チームには大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の3投手、カブスに今永昇太投手、鈴木誠也外野手が在籍しており、また新たな名場面が見られることに期待が高まる。
(Full-Count編集部)