新庄監督が指摘「いいアピールができていないかな」 5年目外野手の見過ごせない“一歩”

紅白戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
紅白戦の指揮を執った日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

4回2死、清宮の中堅前方への打球に今川がダイビングするも掴めず二塁打に

 日本ハムは8日、沖縄・名護で今キャンプ2度目の紅白戦を行った。キャンプ序盤ながら、熾烈なサバイバルは始まっている。それだけに、新庄剛志監督からは見逃せない細かな指摘もあった。

 自ら口を開いたのは、4回2死の場面。紅組の3番・清宮幸太郎内野手が放ったやや右中間寄り前方の打球に、中堅手・今川優馬外野手がダイビングを試みるも掴めず、清宮は二塁に到達した。強風が吹く悪コンディションではあったが、アプローチ面に問題が残った。

「今川くんが清宮くんの打球に対して落下地点に一直線じゃなく横に膨らむ追い方になって、そのスタートの時点でいいアピールはできていないかなって」

 今川は昨季、キャリア最少のわずか6試合の出場に終わり、背水のプロ5年目といえる。キャンプ初実戦となった4日の紅白戦では、四球と左越えソロを放って打でアピールしていた。結果を残さなければいけない戦いは続いていく。

(町田利衣 / Rie Machida)

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