「軽く振ってるのに」柵越え連発 ロマン砲候補の豪快アーチにSNS騒然「和製ジャッジ」
貧打解消の切り札なるか…飛ばしまくる西武・村田怜音
昨季は貧打に苦しみ歴史的大敗を喫した西武にとって、打線の強化は喫緊の課題だ。春季キャンプで1軍スタートとなった2年目の村田怜音内野手が連日、柵越え連発の快打を飛ばしており、ファンからは「とんでもないバケモン」「天性を感じる」と熱視線を集めている。
地元三重の相可高から皇学館大を経て、2023年ドラフト6位で西武に入団した。1年目の昨季は2軍で5月までに2本塁打、打率.357をマーク。同月に1軍デビューを飾るも、一塁守備でフェンスに激突し、左膝後十字靭帯を損傷した。4試合で無念の離脱となったが、2年目の春季キャンプで1軍スタートを勝ち取り、再び1軍定着へアピールする。
西武は昨季、49勝91敗3分で最下位に沈んだ。リーグワースト記録となる打率.212に、球団最少の60本塁打と不名誉な記録を更新。深刻な貧打に悩まされているだけに、196センチ、110キロの巨体を誇る23歳はロマンの塊だ。
7日と8日には連日、バックスクリーンやレフトスタンドに軽々と打球を運ぶ村田の動画が「パーソル パ・リーグTV」で公開された。SNSでは「期待しかない」「今年一気にブレークするんとちゃうか?」「軽く振ってるように見えるのに飛距離えぐい」「村田が西武の3を背負う時は近いのかもしれない」「頑張れ和製メヒア」「和製ジャッジの到来」など、期待のコメントが続々と集まっている。