広島1年で退団→韓国球界に合意も破談 1.5億円もチャラ…結局“古巣”のマイナー再出発

広島時代のトーマス・ハッチ【写真:小池義弘】
広島時代のトーマス・ハッチ【写真:小池義弘】

昨季広島で5試合に登板し0勝3敗、防御率7.36

 ロイヤルズは7日(日本時間8日)、昨季広島でプレーしたトーマス・ハッチ投手とマイナー契約を結んだと発表した。広島退団後は11月にKBO斗山と契約合意も、身体検査の結果で破談に。母国で再スタートを切る。

 30歳の右腕は2020年にブルージェイズでメジャーデビュー。昨季は広島と契約金45万ドル(当時約6670万円)、年俸85万ドル(約1億3300万円)で加入し、ローテーション入りが期待されていたが、5試合で0勝3敗、防御率7.36に終わり、退団が発表されていた。

 退団後は斗山と契約金の限度額となる100万ドル(約1億5000万円)で契約合意したが、肩の状態が疑問視され、契約が破談となった。

 ロイヤルズの先発陣はブレイディ・シンガーが去ったものの、コール・レイガンズ、セス・ルーゴ、マイケル・ワカ、マイケル・ローレンゼン投手ら実績のある投手が揃っている状況だ。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は「ロイヤルズでスウィングマン(先発も中継ぎもこなす投手)のポジションを争うことになるかもしれないとしつつも、3Aオマハで先発ローテーション要員としてプレーする可能性についても指摘した。

(Full-Count編集部)

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