日米通算381Sの裏で陥ったイップス 豪腕がまさかの弱点告白…MLBでも“しくじり”
日米通算381セーブの佐々木主浩氏、「名球会チャンネル」出演
日本プロ野球名球会が運営する公式YouTubeチャンネル「名球会チャンネル」が「激白! レジェンドたちのしくじり話」を公開。日米通算381セーブを挙げた佐々木主浩氏が、思わぬ苦手なプレーを明かした。
剛速球とフォークで打者を圧倒し、横浜で252セーブ、マリナーズで129セーブを挙げた“大魔神”。「僕の失敗は……」と自ら切り出し「満塁でピッチャーゴロ来たとき、ホームゲッツーが投げられない。(本塁送球が)嫌いです」とまさかの“本塁送球イップス”を告白した。
バント処理などで一塁や二塁への送球は「全然大丈夫です」と強調するが「メジャーでも(送球エラー)やりました。なぜかホームまでのあの距離がダメ。(投球で)思いっきり投げるのはいいんですけど、フワッと抜くのが投げられない」と悪戦苦闘した過去を振り返った。
この話題を振られた山本昌氏は「そういうふうになる人は球が速い人なんですよ。優しくて球が速い人は、速すぎて捕れないんじゃないかって気を使っちゃう」と返答。多彩な変化球と制球力を武器に中日で通算219勝を挙げた左腕に、佐々木氏は「じゃあ、昌さん大丈夫ですね」と突っ込んだ。
牽制球は投球同様に普通に投げられるという佐々木氏。横浜時代のある試合で、一塁を守っていた高木豊氏に「怒られたんですよ。投げるなって。(牽制の)球が速いからって」というエピソードも明かしていた。