ド軍メディアが「じゃあな、イッペイ」　水原被告へ“別れの言葉”…大谷は「君を訪問しない」

ド軍の地元メディアが水原被告について言及

　痛烈な“別れの言葉”だ。ドジャース・大谷翔平投手の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告の量刑言い渡しが6日（日本時間7日）に行われ、検察の求刑通り禁錮4年9か月が言い渡された。これまで発覚した“愚行”に対し、米メディアが強い言葉で非難。「じゃあな、イッペイ」と別れを告げた。

　地元メディア「ドジャース・ネーション」のライブ番組「ドジャース・ダグアウト」を配信。大谷への賠償金として1697万ドル（約25億6000万円）と4年9か月の禁錮刑を言い渡された水原被告について語った。

　司会のダグ・マッケイン氏は「ミズハラは欲深い人物で、ショウヘイ・オオタニの評判に泥を塗りかけた。野球に対して非常にネガティブな影響を与えた。私たちは先週、音声が明るみになる場面を見た」と言及。水原被告が大谷になりすまし、車のローンのために20万ドル（約3000万円）を手に入れようとしていたことを非難した。

　さらに同氏は「イッペイ、君はメジャーリーグ史上最高レベルの選手のキャラクターを破壊しかけたんだ。私は絶対に忘れないが、このすべての出来事が起きていた時、私は韓国のソウルにいた。そしてこの出来事の悲しい部分は、野球にとってのセレブレーションになるはずだったということ。韓国で初めてレギュラーシーズンをおこなっていて、ショウヘイ・オオタニがビッグマーケットの球団に所属していて、彼の通訳が嘘をついた」。昨年3月の韓国での開幕シリーズ中に事件が発覚したことを嘆いた。　

　それでも「幸運にも、我々は正義を手にした。ショウヘイにはデコイもいるし、世界一になり、結婚して、子どもも生まれる予定で、（大谷は）笑顔を見せている。ここで一番重要なことは、彼が永久にこの件と決別できるということ。そして、野球史上で最高の選手になるという彼の目標を追う姿に、我々が専念できるようになってくれることを願っている。彼は刑務所にいる君を訪問したりはしない。じゃあな、イッペイ」と言い放った。

　実刑判決が言い渡された水原被告に対し、強烈な“別れの言葉”だった。

（Full-Count編集部）