ド軍移籍に「不意を突かれた」 キャンプに向け準備も…若手有望株の運命変えた“ドタバタ劇”

ドジャースのマイク・シロタ(写真は大学時代)【写真:Getty Images】
ドジャースのマイク・シロタ(写真は大学時代)【写真:Getty Images】

昨年のドラフトで指名、まだプレーしていない若手有望株

 1月にレッズからトレードでドジャースへの移籍が決まった若手有望株のマイク・シロタ外野手が8日(日本時間9日)、ドジャース専門ポッドキャスト番組「The Dodgers Bleed Los Podcast Network」に出演。トレードが決まった後の心境を「完全に不意を突かれた」と振り返った。

 ノースイースタン大から2024年のドラフト3巡目でレッズ入りが決まったばかりの21歳。メジャーはもちろんマイナーでもプレーしていないが、昨季ドジャースで二塁を守ったギャビン・ラックス内野手とのトレードが1月6日に発表された。地元メディア「ドジャース・ネーション」のインタビューでは、大叔父がヤンキース球団最多の通算236勝を挙げた左腕ホワイティ・フォードだと明らかにしている。

 シロタは8日の同番組で、あらためてトレードの経緯を回顧。「あっという間の出来事だったね。僕が数週間前に球団の施設に来た際に、(環境に)慣れるように球団の人たちがうまく対応してくれたんだ。施設は美しかったね。みんなすごくいい人たちだったよ」と新天地には好印象を持ったことを明かした。

 続けて「トレードになったとき、実のところ荷造りをしていたんだ。翌日にレッズの球団施設に向かうためにね。彼らはミニキャンプを開いていたんだ。だから、トレードが決まったときには、完全に不意を突かれたよ」と、さすがに急なドタバタ劇には驚いた様子だった。

 一方、自身はドジャースから2021年ドラフト16巡目で指名を受けていたが、ノースイースタン大へ進学した経緯がある。このため「移籍先がドジャースだと聞いた時には、あまり驚かなかったよ。僕が高校生のころから、彼らは注目してくれていたからね」と、改めて親近感を強調。大谷翔平投手ら大物と同じグラウンドに立つ日へ、気持ちを新たにした様子だった。

(Full-Count編集部)

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