ヤ軍ブーン監督、ド軍にチクリ「もう少し気品を」 “こき下ろし発言”に誓った逆襲

ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ブーン監督【写真:Getty Images】

ド軍ケリー、テイラーの発言にヤ軍ブーン監督が見解

 ヤンキースのアーロン・ブーン監督が、昨年オフにドジャースの一部選手が発した言葉について見解を示した。昨年のワールドシリーズでのヤンキースの戦いを揶揄したような発言だったが、指揮官は「私たちが同じ立場になった時、もう少し気品を持って物事に対処できることを願っている」と述べた。

 昨年のワールドシリーズで、ドジャースは4勝1敗でヤンキースを撃破。ジョー・ケリー投手は米ポッドキャスト番組で「最初から(ドジャースとヤンキースは)ミスマッチだった」などと語った。クリス・テイラー外野手もポッドキャスト番組で、5点差を追いついて逆転した第5戦について言及。「彼ら(ヤンキース)は無理していた」「彼らが1点返した後も、誰も心配してなかったと思う」などと述べ、波紋が広がっていた。

 地元放送局「SNYヤンキース」は公式X(旧ツイッター)に「ワールドシリーズを制覇したドジャースによるトラッシュトーク(挑発)に対して、アーロン・ブーン監督は個人的な見解を語った」と綴り、ブーン監督の会見動画を投稿。ドジャース選手の発言について「あなたは個人的にどう受け止めましたか? 思うところはありましたか? 選手はどう感じていましたか?」と問われた。

 これに対して指揮官は「おそらく(選手は)少しはね。そんなことは聞きたくないよ。でも現実はベストのプレーができず、彼らが勝った。だから、彼らには何とでも言う権利がある。私たちが同じ立場になった時、もう少し気品を持って物事に対処できることを願っている」と述べた。

 さらに「でも現実は、彼らは素晴らしいチームだ。素晴らしい人たちがたくさんいる素晴らしい組織。私も彼らのことを知っているし、尊敬している。だから、少人数が声を荒らげたからといって、それをチームの総意にはしたくない。でも、彼らはチャンピオンだから、その権利があるよね」と言葉を紡いだ。

(Full-Count編集部)

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