ヌートバー、年俸調停に勝利…4.6億円と米報道 球団とは7900万円の差、手にした“4倍増”

カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】
カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:Getty Images】

ヌートバーは昨季109試合で打率.244、12本塁打

 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が年俸調停の公聴会の結果、球団に勝利し、今季年俸は295万ドル(約4億5500万円)になったと12日(日本時間13日)、MLB公式のマーク・フェインサンド記者が報じた。球団の要求額は年俸245万ドル(約3億8700万円)だった。

 MLBは1月9日(同10日)に年俸調停の権利を持つ選手と所属球団が希望額を提出する期限を迎え、ヌートバーは合意に至らず。両者の隔たりは50万ドル(約7600万円)と報じられていた。その後ヌートバーは5日(同6日)に公聴会に出席していた。

 2023年春のWBCに日本代表「侍ジャパン」の一員として出場して世界一に貢献したヌートバーは、昨季は109試合の出場で打率.244、12本塁打、45打点、OPS.758だった。今年が調停資格取得初年度だった。2024年の年俸は76万1000ドル(約1億1800万円)だったため、約4倍の年俸を手にすることになった。

 カージナルスではヌートバーのほか、ブレンダン・ドノバン外野手、アンドレ・パランテ投手が今季年俸についてカージナルスと合意に至らなかった。年俸330万(約5億円)を要求していたドノバンはこの日主張は通らず、年俸は球団が提示した285万ドル(約4億4000万円)となる。

(Full-Count編集部)

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