佐々木朗希、背番号のお返しに日本酒贈呈「ありがとう」 「11」譲ったロハス「感謝するよ」
![ドジャース・佐々木朗希(左)とミゲル・ロハス【写真提供:ドジャース】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/13073558/20250213_sasaki_of.jpg)
MLB式の“流儀”、ロハスが語るドジャースの伝統
ドジャースの佐々木朗希投手は、ミゲル・ロハス内野手に背番号11のお返しとして日本酒をプレゼントした。球団公式インスタグラムに12日(日本時間13日)、プレゼントする際の映像が公開された。
部屋の一室にロハスを呼んだ佐々木は「背番号ありがとうございます」と握手し、日本酒「獺祭」「鈴鹿川」と江戸切子のグラスを贈呈。「これは日本の有名なお酒と、伝統的なガラスのカップで、これで飲むとおいしいです」と話した。
ロハスは背番号を譲ったことに対して「当然のことさ。(贈り物に)本当に感謝するよ」と話した。
ロハスは1日(同2日)の取材で、背番号を譲ったことに対し「見返りは一切求めていないよ」と話していた。今回SNSで公開された動画では「君は(お礼として)何もする必要はないと僕が何度も言ったのは、逆の場合もあるからなんだ。若手がベテランに背番号を譲るときもあるから。君にとって大事なことだからね。それは僕も同じで、僕にとっても球団にとっても背番号11は大事な意味を持っているのさ」。
「僕の前には、LAで人気だった他の選手がつけていたことを知ってほしくてね。だからこういった選手たちは、僕らの文化で重要なんだ。願わくば、僕らがこういうこと(伝統)を続けられればいいよね」と真意を明かした。MLB挑戦初年度のルーキーに対して、“流儀”の示し方を説明した。
球団公式SNSでは、佐々木とロハスが日本酒とともに笑顔を見せる2ショットが公開。ロハスはインスタグラムのストーリーズで、佐々木に対し「どうもありがとう」と日本語を添え、日本酒をもらったことを報告。英語で「今こそ君がドジャースでの背番号11のレガシーを続け、次のレベルへ引き上げる時だよ」と綴った。
佐々木はこの日、背番号11のユニホームを着用して登場。アリゾナ州グレンデールで行われているスプリングトレーニングで初めてブルペン入りし、35球を投じた。