打率.337なのに…大谷元相棒、宙に浮く去就 金満球団との契約は絶望的、出口見えぬFA生活
![メッツからFAとなっているホセ・イグレシアス【写真:Getty Images】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/13101142/20250213_Iglesias_ge.jpg)
2021年にエ軍で大谷と共闘したホセ・イグレシアス
2021年にエンゼルスで大谷翔平投手とプレーし、昨年メッツで打率.337をマークしたホセ・イグレシアス内野手の去就が宙に浮いている。メッツは再契約に気乗り薄で、35歳が野球人生の岐路を迎えている。
地元放送局「SNY」はX(旧ツイッター)で、メッツのデビッド・スターンズ編成本部長の会見映像を投稿。イグレシアスと再契約していない件について問われ、「チームの現状としては(イグレシアスが担っていた立場については)、より年齢が若い数選手のために手段として残しおくことが重要だ。その枠については、ロースターの柔軟性を持っておくことが重要だ」と強調した。
MLB公式サイトでメッツ番を務めるアンソニー・ディコモ記者は「2025年にメッツとイグレシアスは再会する可能性は低い」とする記事を投稿。「将来は不確実だ。打率.337、出塁率.381、長打率.448を記録した彼は、オフシーズン最初にスコット・ボラスに代理人を変えたが、まだ去就が決まっていない状態だ」と伝えた。
イグレシアスは大谷と2021年にエンゼルスでプレー。大谷が本塁打を放った際には真っ先に祝福するのが恒例だった。2022年にロッキーズに移籍し、その後は球団を転々。昨季はメッツ傘下から5月に2年ぶりメジャー復帰し、85試合に出場した。ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズにも出場するなど、存在感を発揮した。
一方で6月には愛称である「カンデリータ」の名前で歌手デビューした。デビュー曲の「OMG」は大ヒットし、オールスターゲームには歌手として登場。メッツの選手が本塁打を放つと「OMG」ボードを掲げるのが恒例だった。
(Full-Count編集部)
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