日本で不発→米復帰で激変もマイナーへ 優良右腕の指摘された“泣き所”「苦しんでいる」

レンジャーズとマイナー契約を結んだJT・シャギワ【写真:Getty Images】
レンジャーズとマイナー契約を結んだJT・シャギワ【写真:Getty Images】

日本で1年間プレーしたJT・シャギワがレンジャーズとマイナー契約

 かつてNPBの楽天でもプレーしたJT・シャギワ投手が、レンジャーズとマイナー契約を結んだこと分かった。昨季はメジャー2球団で一定の結果は残したがノンテンダーに。スプリングトレーニングに招待選手として参加し、メジャー復帰を狙う。

 2016年にツインズでメジャーデビューし、2018年にはドジャースで39登板。2020年は楽天でプレーしたが、31試合で0勝3敗、1セーブ6ホールド、防御率5.81と振るわず1年限りで退団となった。

 しかし、翌2021年にメジャー復帰すると、2球団で56試合に登板し、15ホールド、防御率2.52と活躍。その後も中継ぎを中心にメジャーでプレーを続け、昨季もマーリンズとマリナーズ2球団で計36試合に登板し、防御率2.23と結果を残した。だが、離脱していた救援投手らに復帰のめどが立っていることもあり、オフにマリナーズをノンテンダーとなっていた。

 レンジャーズ広報のX(旧ツイッター)が12日(日本時間13日)、シャギワとのマイナー契約を発表。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」も同日に公開した記事で「奪三振割合20.5%と四球割合8.9%は、ともにまあまあだった」と一定の評価をしながらも、強打を多く許し、シンカーの平均球速94.9マイル(約152.7キロ)が以前に比べ低下していると指摘。「キャリアを広い視野で見てみると、彼は効果的な救援投手ではあるものの、多すぎる怪我に苦しんでいる」と課題を挙げた。直近3年間は首や胸郭などの怪我に苦しみ、登板機会が限られてしまう弱点が浮き彫りになっている。

(Full-Count編集部)

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