6.2億円契約拒否され…元助っ人が味わう“屈辱” 複数年から一転、挫折後に待っていた苦難

ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだスコット・マクガフ【写真:Getty Images】
ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだスコット・マクガフ【写真:Getty Images】

ヤクルトでプレーしたマクガフ

 ダイヤモンドバックスから相互オプションの行使を拒否されてFAとなっていたスコット・マクガフ投手が11日(日本時間12日)、ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。

 マクガフはマイナーでのプレーが続く中、2019年から4年間ヤクルトで毎年50試合以上に登板する活躍。2021年には31セーブ、2022年には38セーブをあげ、メジャーからの評価を上昇させた。

 2022年オフにはダイヤモンドバックスと2年625万ドル(約9億6500万円)で契約。2023年は63登板で防御率4.73も、昨季は登板数も減り26登板で防御率7.44だった。2025年の契約は相互オプションでの年俸400万ドル(約6億1700万円)となっていたが行使を拒否される形となり、75万ドル(約1億1500万円)を受け取ってFAとなっていた。

 しかし結局、キャンプを前に再契約。結果的には“マイナー降格”となった形だ。春季キャンプには招待選手として参加する予定。35歳の右腕はもう1度輝けるか。

(Full-Count編集部)

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