「ドジャースより上」 “金満球団”23歳の強気発言に米大荒れ「酷い」「笑える」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

フランシスコ・アルバレス捕手の発言が波紋

 昨季のワールドシリーズ制覇からオフにも抜かりのない補強で、ドジャースが今季も最強候補筆頭なのは、多くの人が疑わないことだろう。しかし、昨季ナ・リーグ優勝決定シリーズで敗れたメッツの正捕手による「ドジャースよりも我々の打線のほうが優れている」という挑発的な発言が、賛否両論を巻き起こしている。

 メッツのフランシスコ・アルバレス捕手が、地元紙「ニューヨーク・ポスト」の記事の中で発言した。メッツはオフにヤンキースからFAとなっていたフアン・ソト外野手を15年総額7億6500万ドル(約1170億円)の大型契約で獲得。また、FAとなっていたピート・アロンソ内野手とも再契約するなど、FA市場ではドジャースにも匹敵する活発な動きを見せてきた。

 この発言にドジャース地元メディア「ドジャー・ブルー」も反応。セバスティアン・アブドン・イバーラ記者は13日(日本時間14日)の記事で「現時点ではドジャースが有利であると見られている。ドジャースは全体で2位の得点力を誇り、2024年にはチームとしてナ・リーグのシルバースラッガー賞を受賞。一方、メッツは得点ランキングで7位でそれほど離れていなかったが、ドジャースに及ばない」と反撃を見舞った。

 アルバレスの発言は、さまざまな場所へ“飛び火”。メッツの同僚マーク・ビエントス内野手は、地元放送局「SNY」のインタビューに「正直に言うと私もその意見に同意だ。スティーブ(・コーエンオーナー)とデビッド(・スターンズ編成本部長)が揃えた打線はかなりいいと思う」と、自軍こそが最強だとする意見に賛同した。

 米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」の野球アカウント「B/R Walk-Off」公式X(旧ツイッター)は13日(同14日)、アルバレスの画像に「ドジャース(の打線)より我々のほうが優れていると思う」の文言を添えた画像を投稿し、煽った。

 この投稿の返信欄には「ブックマークしておく」「ハハハ、笑える」「しゃべりすぎ」「自信満々なのは結構だが、書類上は格上で自分たちに勝ったばかりのチームを敵に回すのは賢くない」「地区ですら一番じゃないだろ」「口を滑らせてもいいことは何一つない」「この自信は素晴らしいけれど、この捉え方は酷い」などのコメントが寄せられ、荒れ気味となっている。

(Full-Count編集部)

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