大谷翔平とジャッジの“埋まらぬ差” 衝撃の10倍…LA記者が強調したスターの価値
![ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】](https://full-count.jp/wp-content/uploads/2025/02/15081232/20250215_ohtani_judge_reu.jpg)
大谷の副収入は7000万ドル…ジャッジは700万ドルで球界2位
米スポーツ経済メディア「Sportico」は2024年のスポーツ選手の収入ランキングを発表。ドジャース・大谷翔平投手は7250万ドル(約111億円)で全体21位、広告宣伝などの副収入は7000万ドル(約107億円)で4位に入った。LA記者は2位に入った“最強打者”との圧倒的な差を強調している。
大谷は2023年オフにドジャースと10年7億ドル(当時約1014億円)で、当時プロスポーツ史上最高額となる契約を結んだ。一方で年俸の97%にあたる6億8000万ドル(同約986億円)が2034年以降に支払われる後払い契約となり、10年間の契約期間中は年俸200万ドル(同約3億1100万円)でプレーする。
そのため、“長者番付”トップ100に登場する選手の中で、大谷の「サラリー」項目は100人中100位。今回のランキングに限らず、球界においても全体100以下だ。それでも、ポルシェ、日本航空、三菱UFJ銀行、セイコー、コーセー、伊藤園、西川、ラプソード、ニューバランス、ディップ、日清製粉ウェルナ、Beatsなどスポンサー企業は年々増加。副収入だけで7000万ドルにも達し、総収入では堂々の球界1位となっている。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シェイキン記者は今回のランキングを受けて自身のX(旧ツイッター)を更新。トップ100に入ったメジャーリーガーは11人とし、「MLBで最も高給な選手:ショウヘイ・オオタニ、7250万ドル スポンサー収入は7000万ドル」。続けて「リストに入ったMLB選手の中で2番目に高いスポンサー収入:アーロン・ジャッジ、700万ドル(約10億6000万円)」とした。
大谷は2021、2023、2024年にMVPを受賞。ジャッジも2022、2024年に戴冠し、両者は球界最高のスターとしての地位を確立している。昨年の各種媒体の“最高選手ランキング”でも大谷とジャッジが1位を分け合っていた。しかし、“フィールド外”での評価は大谷が10倍もの差を付けているようだ。
(Full-Count編集部)
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