大谷翔平、初ブルペンで最速151km…指揮官も驚愕「なんてこった」 300人超えファンが大熱狂

今春初ブルペンで14球、最速151キロを出した
ドジャースの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で今キャンプ初のブルペン入りした。17番のユニホームを着ての投球で、最速94マイル(約151.3キロ)。約50人の球団関係者、約100人のメディア関係者、約300人のファンが熱い視線を注いだ。
ノーワインドアップから正捕手スミスを相手にフォーシーム11球、ツーシーム3球を投げた。途中で投球データが取れてなかったからか、一時中断するハプニングがあったが、高めのフォーシームなどコース設定して投げた。投球練習後にはロバーツ監督とグータッチを交わした。ロバーツ監督は「なんということだ」と目を丸くした。
大谷はエンゼルス時代の2023年9月に右肘靱帯を手術。昨年3月下旬にキャッチボール、8月下旬にはブルペンでの投球練習を再開したが、10月のワールドシリーズ第2戦の走塁中に左肩を亜脱臼。11月上旬に手術を受け、投手としてのリハビリは一時中断。3日(同4日)の自主トレ期間中からは強度を強めたキャッチボールを行っていた。
大谷がブルペン入りするのは昨年9月21日(同22日)の本拠地・ロッキーズ戦前に30球を投げて以来147日ぶりだ。3月のオープン戦での登板機会はなく、投手復帰は5月頃が見込まれている。