セ界に“バレた”広島20歳 虎狩りにどよめき…漂う覚醒気配「化け物すぎる」

広島・内田湘大【写真:真田一平】
広島・内田湘大【写真:真田一平】

広島の背番号63は丸や西川が背負ってきた

 逸材が覚醒の兆しを見せている。広島の内田湘大内野手が16日、阪神との練習試合(宜野座)で4安打5打点の大暴れ。「もはや怪物か」「未来が明るい」とネット上のファンも大興奮している。

 内田は「8番・三塁」で先発出場。2回2死二、三塁の場面で阪神先発の伊藤から先制2点適時打を放つと、5回1死一、二塁では、代わったばかりの石黒の初球を振り抜き、右中間を破る2点二塁打を記録した。まだまだ活躍は終わらない。7回1死一塁では左中間に適時二塁打、9回にも中前打を放ち、4安打の固め打ちを見せた。

 20歳の衝撃打棒に「ほんまようやっとる」「広島東洋の未来!」「今年こそ目内田湘大がバレちゃう」「内田湘大くん覚醒あるで」「神ってる」「期待しかない」「内田湘大楽しみでしかない希望すぎる」「化け物すぎる」と、広島ファンの“ポジ”も止まらない。

 利根商(群馬)から2022年ドラフト2位で入団。1年目は2軍を中心に研鑽を積み、87試合で打率.163、0本塁打、22打点だった。2年目の昨季は106試合で打率.232、4本塁打、31打点。最終戦で1軍初出場を果たしてプロ初安打。今春のキャンプは初の1軍参加を掴んだ。広島の背番号「63」といえば、丸佳浩外野手(現巨人)、田中広輔(内野手)、西川龍馬外野手(現オリックス)が背負った“出世番号”。内田も先達に続き飛躍を掴めるか。

(Full-Count編集部)

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