佐々木麟太郎、止まらぬ3安打で打率.429 逆方向フェン直二塁打で3打点、3試合連続安打
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「3番・一塁」で先発出場した
花巻東高(岩手)で通算140本塁打を放ち、米スタンフォード大学へ進学した佐々木麟太郎内野手が16日(日本時間17日)、敵地でのカリフォルニア州立大フラートン校との試合に「3番・一塁」で出場。5打数3安打3打点の活躍で、乱打戦の試合を勝利に導いた。
第1打席、第3打席で単打を放つと、7-11とリードされた2死満塁で迎えた第3打席では左中間フェンス直撃となる走者一掃の適時二塁打を放った。チームは3回までに11失点も、計17安打を放ち、14-11で勝利した。
15日(同16日)に行われた、開幕戦となる第1試合では5打数2安打、4打点の活躍で、チームの13-1の7回コールド勝利に貢献。ダブルヘッダー第2試合では左中間フェンス直撃の二塁打を放ち、4打数1安打1打点。3試合で打率は.429となっている。
超高校級打者として花巻東高在籍時は1年春からベンチ入り。甲子園に2度出場した。通算140本塁打は高校歴代最多とされる。ドラフトの目玉とされていたが、プロ志望届を提出せず、米大学への留学を模索。スタンフォード大進学を選択した。
今年1月には米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」が佐々木について言及。「2025年大学最優秀新人賞」に予想し、「NCAAのシーズン新人本塁打記録はトミー・ホワイト(現アスレチックス傘下)内野手が2022年に記録した27本だ。ササキはその(記録に)挑戦するだけの力を持っている」などと紹介していた。