石垣島の交流試合で見えた“日台の絆” 架け橋はチア…「仲が深まったかな」
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ロッテと台湾・楽天の交流試合で発見した「チアの絆」
16日に「アジアゲートウェイ交流戦 Power Series 2025 in石垣島」と題してロッテと台湾・楽天モンキーズの練習試合が行われた。今年で8度目の開催となる交流試合には、マリーンズからマスコットのマーくんと球団公式チアパフォーマー「M☆Splash!!」4人、楽天モンキーズからチアリーダー「Rakuten Girls(楽天ガールズ)」6人が駆けつけ、両チームのファンを魅了した。
降り続いた雨が上がり、開場前から多くのファンが詰めかけた。写真撮影会を通して、台湾からのツアー客やマリーンズファンと交流した「M☆Splash!!」と「Rakuten Girls」は、コラボステージとして日台それぞれの楽曲でダンスを披露した。
両チームのスタメンが発表された後には、帯広北高校チアリーディング部や石垣キッズチアダンス教室の子どもたちと一緒にグラウンドでパフォーマンスを見せ、プレーボール直前の場内を盛り上げた。
「Rakuten Girls」はイニング間にも「M☆Splash!!」やマーくんとともに、ZOZOマリンスタジアムでおなじみのバズーカタイムやダンスタイム、7回の攻撃前の「ラッキー7」で登場すると、スタンドのファンも一緒になって踊り、交流試合を楽しんだ。
「M☆Splash!!」でリーダーを務めるYUKAさんは「日本のチアと台湾のチアでは応援スタイルなどが全然違うので、こうして台湾のチアの文化に直接触れる機会を毎年いただけていることに、すごくありがたい気持ちでいっぱいです。(チアの)メンバーのみなさんは本当にポジティブで明るく、ファンの方との接し方も勉強になりました」と刺激を受けた様子だった。
「Rakuten Girls」のメンバー・ユヒさんとはダンスの振り付けのほか、それぞれの国で流行っているものを教え合ったそうで「ちょっと仲が深まったかなと思います」と笑顔で話す。
「Rakuten Girlsが日本で活動するときはぜひ見に来てください!」
YUKAさんが石垣島での交流試合に出演するのは今年で5度目だという。「今回は初めて石垣島のチアの子どもたちとふれあうことができました」と、コラボパフォーマンスを披露した地元の子どもたちとの交流にも満足。そして「毎年みんなで『どこに行く?』と話して、沖縄料理を食べに行っています。今回はメンバーが『海ぶどうが食べたい!』って言ったので、海ぶどうを食べました!」とグルメも満喫したようだ。
また、昨年に続き2度目の出演となったRakuten Girlsのユヒさんは「ファンのみなさんが情熱的で、応援も最後まで一緒に盛り上がりました!」と日本語でコメント。M☆Splash!!とのコラボステージを用意するにあたり、「コラボするダンスは毎回スタイルも違うから超緊張です(笑)」と話したが「でも応援するときはとても楽しい!」と声を弾ませた。
「石垣牛もとてもおいしい。昨日(15日)も食べたけど、今日この後も食べます!」と「M☆Splash!!」のメンバー同様、地元の味も堪能したユヒさん。最後に日本のファンへ向けて「みなさんずっと応援してくれて本当にありがとうございます。Rakuten Girlsが日本で活動するときはぜひ見に来てください!」と呼びかけた。
(「パ・リーグインサイト」高橋優奈)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)