トラウト、中堅→右翼へ本格転向「自分に何が最善か」 球団首脳と会談…33歳が決断
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右翼でプレーするのは2012年以来13年ぶり「時々守るかもしれない」
エンゼルスのマイク・トラウト外野手は17日(日本時間18日)、アリゾナ州テンピの球団施設で報道陣の取材に応じ、今季から右翼へコンバートすることを明らかにした。これまでに球団首脳陣と会談。「自分にとって何が最善かということ。右翼へ転向するという結論になった」と話した。
33歳のトラウトは2011年にメジャーデビュー。2012年から中堅のレギュラーに定着し、3度のMVPを獲得。11度のオールスター戦選出と輝かしいキャリアを築いてきた。ただ、近年は故障がちで、昨季は29試合出場にとどまった。
トラウトは「いずれこの時がくることは理解していた」と胸中を吐露。過去にもコンバートの打診はあったが、決断の理由として「脚に負担をかけないこと。そして、守備の時に走れるようにすること」と明かした。
右翼でプレーするのは2012年以来13年ぶりとなる。中堅については「時々守るかもしれない」と説明した。外野以外にも指名打者での出場など、体への負担を減らして復活を目指していく。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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