新庄監督、中日のキャンプ使用球場に“苦言”…若手がフェンス激突、担架で運ばれ退場

中日と日本ハムが練習試合を行った
日本ハム・新庄剛志監督が18日、中日がキャンプを行っているAgreスタジアム北谷に“苦言”を呈した。この日の練習試合で左翼の守備についていた中日・樋口正修内野手がフェンスに顔面から激突し、担架で運ばれて退場したことを受けて、クッション性の弱さに疑問を投げかけた。
樋口は8回の守備で、日本ハムのマルティネスが放った大飛球を背走。捕球できず、そのまま顔面から勢いよくフェンスに激突し倒れ込んだ。井上監督や出場していた選手らが駆け寄り、一時騒然となった。
26歳の樋口は立ち上がることができず、そのまま運ばれて交代していた。中日が1軍キャンプで使用する「Agreスタジアム北谷」は中堅122メートル、両翼98メートルの天然芝球場で収容人数は11000人となっている。
新庄監督は試合終了から約2時間後に自身のインスタグラムを更新。「試合前にチェックした時これコンクリートと変わらない 試合で両チームの選手がこの硬いラバーで怪我しなかったらいいなと願っていたが、嫌な予感が当たってしまった」「12球団全てのチームが柔らかいラバーに変更して、選手を守って頂きたい」などと綴り、選手を気遣っていた。