“大谷効果”でチケット爆売れ 日本で広がるメジャー旋風…コミッショナーご満悦

ドジャースは昨季、大谷効果で183億円以上を稼いだとの報道
MLBコミッショナーのロブ・マンフレッド氏が18日(日本時間19日)、米アリゾナ州フェニックスで行われたMLBメディアデーに出席。3月18、19日に東京で開催されるドジャース-カブス戦の人気について「これ以上、強調することはできない」と笑顔を見せた。
今年のメジャー開幕戦は来月東京で行われる。ドジャースからは大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸の出場が見込まれ、カブスは今永昇太、鈴木誠也が参戦。日本でも大活躍したスターの凱旋とあって、チケットは空前の大争奪戦となった。
昨年12月のマスターカード会員向けの先行販売(先着制)は開始数分で20万人以上が並び、2月16日のローソンチケット一般販売では数秒で30万人以上が殺到。チケット再販サイトでは定価の数倍以上の高値で取引されている。また、18日にはドジャースの日本在住ファン向けのファンクラブの入会受付がスタートするも、1200人の定員が設けられた年会費7万5000円のMVP会員は申し込み開始からわずか3分で定員に達した。
この日会見に出席したドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」のマシュー・モレノ氏記者によると、マンフレッドコミッショナーは「オオタニを始め日本人選手を日本に連れて行くことで生まれたチケット需要や、スポンサー契約を結ぶ機会が発生したことはこれ以上、強調することはできない」と話したという。
ドジャースは昨季、大谷の加入に伴って少なくとも1億2000万ドル(約182億円)以上を稼いだと報じられている。大谷移籍を機に日本企業が一気に急増。スタジアムには日本企業の広告が乱立している。コミッショナーも“大谷人気”にご満悦のようだ。
(Full-Count編集部)
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