大谷翔平の英語にロバーツ監督感銘 1年で大きく“変化”「ずっとオープンになっている」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

メディアデーにロバーツ監督が出席

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が18日(日本時間19日)、米アリゾナ州フェニックスで行われたMLBメディアデーに出席。大谷翔平投手の英語について「(以前より)ずっとうまくなっている」と感心していることを明かした。

 今キャンプの取材対応ではウィル・アイアトン通訳が米メディアの質問内容を訳す前に回答。練習中はアイアトン通訳が帯同せずに新加入のスコットらと会話をする場面が目立つ。ロバーツ監督は報道陣から大谷の英語について問われると、「ショウへイの英語は(以前より)ずっとうまくなっている」と話した。「ショウへイが一般的に(以前と比べて)ずっとオープンになっていると思う。彼の英語は上手くなり続けているが、彼の個性がもっと表れはじめているのだと思う。彼はロサンゼルスにいることが完全に快適なのだと思う」とし、明るい性格になったことに笑顔を見せた。

 大谷の通訳はエンゼルス移籍後から水原一平被告が務めてきた。しかし、昨年の韓国での開幕戦後、水原氏が大谷の口座から無断で金銭を盗用していたことが発覚。その後ドジャースから解雇され、ウィル・アイアトン氏が通訳となった。新天地に移った昨季、ダグアウトでは以前よりも選手や首脳陣と1人で会話する場面が目に見えて増加していた。

 大谷がチームに溶け込めるようになった要因には、ドジャースナインも寄与したかと問われると、ロバーツ監督は「それも大きいと思う。クラブハウスの文化がその大きな部分を占めると思う」と頷く。「今は、彼は自分で自分を管理できているのだと思う。そこに何らかの独立心がある、それがすばらしい。去年優勝したことが一助になったことは明らかだが、優勝する前からも彼はとてもオープンだと感じていた。なのでそういったことすべてが(彼が英語がうまくなったりオープンになっていることの)一助になったと思う」と話した。

(Full-Count編集部)

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