「米国人は日本人から学ぶべき」 ロバーツ監督、肌で感じた“故郷”の魅力

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ド軍指揮官は日本開幕戦に向けて“絶口調”

 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が18日(日本時間19日)、米アリゾナ州フェニックスで行われたMLBメディアデーで、3月に東京ドームで開かれるカブスとの開幕戦に言及。米国人に対し、日本人を手本に「学んでほしい」と注文をつける場面があった。

 大谷翔平投手の凱旋で早くも盛り上がり見せている東京の開幕戦では、3月18日の第1戦に山本由伸投手、3月19日の第2戦に佐々木朗希投手が先発することが内定している。ロバーツ監督は「今まで経験した中で最もエキサイティングな開幕戦の1つだ。選手、コーチ、監督時代すべて入れてだ。叔母、叔父、親戚が観戦予定だ」と記者団に明かした。

 米国海軍の父と日本人の母を持ち、沖縄で生まれたこともあり、開幕戦に向けて「日本という国を愛している。3人の日本人選手が在籍しているけど、私たちの受け止められ方を見るととても興奮している」と“故郷”を絶賛。さらに「一言言わせてほしいことがある。米国の人は、日本人から人への接し方を学んで欲しい。敬意や優しさがあるんだ。そういう国に私たちが行けることは、とても名誉なことなんだ」と、日本人の振る舞いを高く評価した。

 この日の記者対応では、日本酒や日本食が好きだともアピール。昨年12月に来日した時の印象を「いたるところにね。ショウへイが多すぎた」とジョークを飛ばすなど、日本の話題で終始上機嫌だった。

(Full-Count編集部)

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