佐々木朗希の“魔球”は「ヤバい」 彷彿とさせたレジェンド…セーブ王も脱帽

ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

イエーツはスプリットを武器に2019年にセーブ王

“魔球”にセーブ王も脱帽のようだ。今季からドジャースに加わった佐々木朗希投手は、これまで3度のブルペン入り。そのたびにチームメートや首脳陣から称賛の声が送られてきたが、カービー・イエーツ投手も「えげつなかった」と目を丸くしたようだ。

 地元メディア「ドジャース・ネーション」は18日(日本時間19日)、自社X(旧ツイッター)を更新。佐々木の投球について聞かれたイエーツの映像を公開した。2019年に41セーブでタイトルを獲得した37歳は「(ササキの投球を)見たよ。えげつなかった。間違いなく私の(スプリット)と違う。変化量が大きいんだ」と感動した様子。

 さらに「実は私がパドレスに在籍していたとき、ヒデオ・ノモ(野茂英雄)に教わったことがあるんだ。個人的な意見を言うと、ノモのあと、彼(佐々木)の(スプリット)を見るとそっくりに感じるんだ。ヤバいよ」と惜しみない称賛を届けている。

 野茂氏といえば、ドジャースでデビューした1995年に速球とフォーク(スプリット)を武器にメジャーリーグを席巻。“ノモマニア”と呼ばれるセンセーションを巻き起こし、1年目は236奪三振でタイトルを獲得、新人王にも選ばれた。さらに両リーグでノーヒットノーランを達成するなど、印象的な投球を何度も見せて来た。

 佐々木は、“日本のパイオニア”が武器としたスプリットを彷彿とさせる切れ味を早くも披露。イエーツが脱帽した“魔球”で、野茂のようにロサンゼルスを熱狂の渦に巻き込むだろうか。

(Full-Count編集部)

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