つば九郎の担当者死去「まだ信じられない」 ファンに衝撃広がる「球界の損失」

ヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:荒川祐史】
ヤクルトのマスコット・つば九郎【写真:荒川祐史】

今月6日から体調不良により休養していた

 ヤクルトは19日、球団マスコット「つば九郎」の担当者が死去したと発表した。公式ホームページで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました」と伝えた。この訃報を受け、SNSのファンは「さみしすぎるよ…まだ信じられない」と悲しみに暮れている。

 つば九郎は1994年4月9日の阪神戦(神宮)でデビュー。神宮での試合で5回終了後に行われる名物の「空中くるりんぱ」やフリップボードを用いてジョークを飛ばす“フリップ芸”で人気に。毎オフに行われる契約更改交渉は、選手以上に注目を集めた。長年に渡り、ヤクルトファンにとどまらず、野球ファンから愛された。

 今年も2月のキャンプに姿を見せていたが、6日から体調不良による休養を発表。イベントへの出演が見合わせとなるなど、ファンからは心配の声があがっていた。

 SNSは悲しみのコメントで溢れた。「スワローズだけでなく、球界の損失」「さみしすぎるよ…まだ信じられない」「どうか天国でも笑顔で、ヤクルト球団を温かく見守ってね」「つば九郎がいない神宮なんて考えられない」とファンは悲嘆に暮れた。

(Full-Count編集部)

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