佐々木朗希、大谷&由伸ら集結で「ビックリはしました」 堂々1安打投球「まぁまぁいい状態」

エドマンに中安も…ロサリオらから2K
ドジャース・佐々木朗投手は19日(日本時間20日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に初登板した。ミゲル・ロハス内野手ら主力選手と対戦し、延べ9人に対して27球を投げて安打性の打球は1本、ストライクは16球だった。最速は95マイル(約152.8キロ)。佐々木は「ブルペンの感覚よりはまぁまぁいい状態だったかなと思います」と語った。
堂々の“デビュー”だった。デーブ・ロバーツ監督の他、大谷翔平&山本由伸両投手ら主力が続々と視察。打撃ケージ後方から1球、1球見守った。
佐々木は最初に対戦したボートを見逃し三振に仕留め、通算169HRのロサリオを二ゴロに抑えた。続くエドマンに中前へ飛ばされたが、安打はこの1本のみ。その後はボートを遊ゴロ、ロハスを左飛、エドマンに四球を出したが、ロサリオから空振り三振奪い、ボートを右飛に打ち取ったところで降板した。
スプリッターやスライダーなども交えて状態を確認。「ボールは多かったですけど、バッターが立った中である程度(捕手が)構えたところに投げられたかなと思います」と口にした。「調整がここまで出来ている」と手応えも明かした。一方で主力が投球を見守ったことに「思ったより後ろの選手が多かったのでビックリはしました」と笑みを見せたが、「緊張はしなかったです」とした。
佐々木はロッテからポスティングシステムを利用し、メジャー20球団の大争奪戦の末に1月22日(同23日)に契約金650万ドル(約10億円)でドジャースとマイナー契約を結んだ。今春のスプリングトレーニングにはキャンプ招待選手として参加する。11日には、ロバーツ監督から3月18、19日に行われるカブスとの東京ドームでの開幕第2戦に登板することが内定している。
(Full-Count編集部)
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