ジャッジ、2026年WBC米国代表入りに意欲「勝たないといけない」 侍Jに強敵か、米報道

米スポーツ局「FOXスポーツ」の取材に応じた
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が2026年開催予定の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する意向を示した。米スポーツ局「FOXスポーツ」が19日(日本時間20日)に報じている。
ジャッジはこの日、同局の取材に応じ、「(WBCに出場するとなれば)とても楽しいと思うよ。(出場できるかは)状況による。その時点でキャリアのどの位置にいるか見守ろうじゃないか。彼ら(米国代表)が私のことをまだ必要としてくれるならね」と語った。
米国代表は第4回大会で初制覇を果たしたものの、2023年の第5回WBCは決勝で野球日本代表「侍ジャパン」に惜敗。大会連覇とはならなかった。この時のメンバーもマイク・トラウト外野手(エンゼルス)、ムーキー・ベッツ内野手(ドジャース)らMVP経験者、タイトルホルダーがずらりと並んだ。一方で前年の2022年にア・リーグ新記録の62本塁打を記録したジャッジは代表入りをしなかった。
ジャッジは当時「FOXスポーツ」の取材に応じており、「国を代表できたら光栄だったが、自分の一番の目標は(ヤンキースの)優勝」「特に9年契約(総額3億6000万ドル/約485億6000万円)を結んだあとなので、ニューヨークが優先。4年後に代表入りする機会があればと思うが、今はここ(ヤンキースでのプレー)に焦点を当てている」と、欠場の理由を明かしていた。
2026年はジャッジが34歳のシーズン。「国を代表できるとなれば、それはクールなことだ。(米国代表は)決勝まで進んだが、勝てなかった。私たちは勝たないといけない」と使命感を口にし、王座奪回を誓っている。
(Full-Count編集部)
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