つば九郎の担当者死去…山田と村上が追悼「本当に感謝」「変わらずスワローズの一員」

ヤクルト・村上宗隆、つば九郎、山田哲人(左から)【写真:小林靖】
ヤクルト・村上宗隆、つば九郎、山田哲人(左から)【写真:小林靖】

山田はつば九郎がデザインされたキャプテンマークを触りながら思いを口にした

 ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」の担当者が死去したことを受け、主将の山田哲人内野手と村上宗隆内野手が追悼の意を示した。20日に浦添で行われた中日との練習試合出場後に取材に応じ、山田は「本当に感謝しかないですね」と言葉を紡いだ。

 山田は左胸のつば九郎がデザインされているキャプテンマークを触りながら、「今でも変わらずスワローズの一員ですし、これからも一緒に戦っていきたいなと思います」と話した。村上も「本当に感謝しています。ヤクルトを支えてくれた人でもあるので、すごく感謝しています」と悼んだ。2002年から24年間、ヤクルト一筋で苦楽を共にした石川雅規投手も「感謝の気持ちしかありません」と胸中を語った。

 球団は19日に公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました」と発表していた。

 1994年にデビューしたつば九郎は、愛らしい姿とときに毒舌なフリップ芸で一躍人気者に。2022年8月5日の巨人戦では主催試合2000試合出場を達成した。

 担当者死去の発表から一夜明けたこの日、キャンプ地の沖縄・浦添にある「浦添市つば九郎神社」には、オリオンビールや泡盛の残波、ヤクルト1000など次々とお供え物が置かれ、ファンが手を合わせていた。

【写真】休養の3日前…報道陣の前で2ショットを撮影していた山田とつば九郎

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY