つば九郎担当者が死去、高津監督沈痛「非常に残念」「一緒に戦ってきた仲間」…選手も追悼

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」【写真:小林靖】
ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」【写真:小林靖】

山田「これからも一緒に戦っていきたい」、村上「本当に感謝」

 ヤクルトの高津臣吾監督が、亡くなった球団マスコット「つば九郎」担当者を悼んだ。中日との練習試合後、「ありきたりですけど非常に残念です。僕も30何年の付き合いですし、彼の若い頃から、僕も若い頃から一緒に戦ってきた仲間なので、非常に残念ですね。ありきたりですけれどもそれが全てかなと思いますね」と思いを述べた。

 指揮官は1990年ドラフト3位でヤクルト入りし、メジャー挑戦を挟んで選手して計15年間在籍。2014年からは指導者としてチームに復帰した。1994年にデビューした「つば九郎」とは、公私ともに多くの時間を過ごした。

 19日に球団が公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。体調不良の発表以来、温かい励ましのお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました」と担当者の死去を発表していた。

 チームには悲しみが広っている。主将の山田は「これからも一緒に戦っていきたいなと思います」とユニホームの左胸にある、つば九郎を活かしたデザインのキャプテンマークに触れた。また村上は「本当に感謝しています」、球界最年長の石川は「感謝の気持しかありません」などと話した。

(Full-Count編集部)

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