ダルビッシュの振る舞いに米称賛「一流だ」 “差別行為”で遺恨も「とても感謝」

パドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
パドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

同僚となったダルビッシュとグリエル

 パドレスは17日(日本時間18日)、DeNAなどでプレーした40歳のユリエスキ・グリエル内野手とマイナー契約を結んだ。ダルビッシュ有投手とは“因縁”があったものの、グリエルはダルビッシュの振る舞いに、「とても感謝している」と明かした。

 グリエルはアストロズ在籍時の2017年、ワールドシリーズでダルビッシュから本塁打を放った後にベンチで差別的なジェスチャーを行い問題となった。

 地元紙「サンディエゴ・ユニオン・トリビューン」によると、パドレスはグリエルを獲得するにあたりダルビッシュには少なくとも3回確認を取り、ダルビッシュは「気にしないよ」と返したという。

 米メディア「The Sporting Tribune」のマーティ・カスウェル記者は19日(日本時間20日)、グリエルが取材に応じる様子をX(旧ツイッター)に投稿。グリエルは「ユウから私に挨拶をしてくれた。(挨拶をしてくれたことに)とても感謝しているよ」と話した。「彼は素晴らしい人間であり、素晴らしいリーダーだ。彼とチームメートになれたことは光栄だよ」と感謝した。

 このダルビッシュの行動に米ファンからは「ダルビッシュは一流の振る舞いをした」「ユリはこの件から学んだことを願っている」「素晴らしい人だ!」「悲しそうな表情をしているから、ユウに対してやってしまったことに対して罪悪感があるのだろう」「ユウは寛大な心で許してあげた」「紳士だ」といった声が並んだ。

(Full-Count編集部)

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