「つば九郎」担当者死去の余波か…ネットショップ不安定、キャンプ地ではグッズ売り切れも

ショップ関係者「今日はいつもより売れています」
ヤクルトのマスコット「つば九郎」の担当者が死去したことを受け、球界関係者やファンからは追悼の声が相次いでいる。その思わぬ余波か、ヤクルト球団の公式ネットショップの利用者が急増。サイトには「ご利用者数が急増しております」と文章が掲載された。キャンプ地のグッズショップでもつば九郎関連の商品が一部売り切れとなった。
1994年4月にデビュー以来、本塁打を打った選手とのパフォーマンスや、フリップボードを使った少し毒舌なジョークで、ファンから愛されたつば九郎。球団は19日に公式サイトで「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました」と発表し、当面の活動休止を発表。球界全体に悲しみが広がっている。
そんな中、球団の公式ネットショップは20日に「2/19以降、Official Net Shopのご利用者数が急増しております」とのお知らせを掲載。アクセスしづらい時間帯や、商品発送の遅れなどが発生する見込みであるとし、「お客さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承のほどよろしくお願い申し上げます」と呼びかけている。
20日、練習試合が行われたキャンプ地の「ANA BALL PARK 浦添」のグッズショップでは、つば九郎関連のグッズが一部売り切れに。「悲しいね」と言いながらぬいぐるみを手にレジに並ぶファンの姿もあった。ショップ関係者は「今日はいつもより売れています。人形やタオルなどを買っていく方が多いです」と話していた。