大谷翔平、今季はノーワインドアップに「その予定では」 飽くなき向上心「変化を求めたい」

取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
取材に対応したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

アリゾナ州グレンデールの球団施設で取材対応

 ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で報道陣の取材に応じた。ブルペンの状態を語り、「いい感じできている」と手応えを語った。

 2年ぶりの二刀流復活を目指す大谷は15日(同16日)に今キャンプ初のブルペン入り。ノーワインドアップからフォーシーム、ツーシームの計14球を投げた。侍ジャパンの井端弘和監督が視察に訪れた18日(同19日)のブルペンでは21球。いずれも最速94マイル(約151.3キロ)を記録するなど順調なリハビリを見せている。

 投球フォームも試行錯誤。「変化を求めたいなとは思っているので。バッティングもそうですけど常に変化していきたい」と、飽くなき向上心も口にした。その中でノーワインドアップも試している。大谷は「強度が上がった時にどういう反応になるか」としつつ、「今のところはその予定では考えています」とした。

 前日19日(同20日)は休養日となり、佐々木朗希投手の実戦形式の投球練習「ライブBP」を視察した。オープン戦期間中の登板はなく、投手復帰は5月頃と見込まれている。打者としては2月末にオープン戦に出場する予定となっている。

 チームはこの日のカブス戦でオープン戦が開幕した。大谷は先発メンバーから外れ、壁当て、屋内での打撃練習を行った。オープン戦出場は2月末の予定となっている。「さっきも中でプロジェクトを打ってきましたけど、実戦でもいけそうな感じではあった。慎重にはなってますけど、感覚的にはもう試合に出られる感じかなとは思っています」と調整への手応えを口にした。

【実際の様子】報道陣でごった返し…大谷翔平の取材で起きた“異様な光景”

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