山本由伸が無失点発進、今季初登板は2回途中2K…最速155キロ、3・18東京開幕へ調整

OP戦に先発登板…3月18日の開幕戦へ調整
■ドジャースーカブス(オープン戦・日本時間21日・グレンデール)
ドジャース・山本由伸投手が20日(日本時間21日)、アリゾナ州グレンデールで行われたカブスとのオープン戦に先発登板し、2回途中3安打無失点で降板した。球数は27球で19球がストライク。最速96.6マイル(約155.5キロ)の剛球を披露するなど、2三振を奪う投球を見せた。
メジャー2年目となる今季は開幕投手に“内定”。自身初の大役となる3月18日のカブス戦(東京ドーム)に向けて調整を行った。デーブ・ロバーツ監督は18日(同19日)に取材に応じ「彼は木曜日に先発する。木曜日に登板して、毎週1回投げる。東京までの日にちを逆算してほしい。君たちに計算は任せるよ」と開幕投手“内定”を明かしていた。
山本は昨オフ、ポスティングシステムを利用してオリックスからドジャースに移籍。12年総額3億2500万ドル(約481億円)の契約はヤンキースのゲリット・コール投手を抜いて投手史上最長かつ最高額だった。メジャー1年目は右肩故障で離脱したものの、レギュラーシーズンでは18登板で7勝2敗、防御率3.00をマーク。ポストシーズンでも好投してワールドシリーズ制覇に貢献した。