ド軍ミラー、頭部に打球直撃→交代 170キロが襲った恐怖…OP戦初戦でまさかのアクシデント
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ミラーは1年目に11勝…昨季は防御率8.52と苦戦
■ドジャースーカブス(オープン戦・日本時間21日・グレンデール)
ドジャースにアクシデントが起きた。20日(日本時間21日)、アリゾナ州グレンデールで行われたカブスとのオープン戦に登板したボビー・ミラー投手の頭部に打球が直撃。その場に倒れ込むと、しばらく動けず。トレーナーも駆け付け、そのまま交代した。
ドジャースのオープン戦はこの日からスタート。先発の山本由伸投手は2回途中で降板し、ミラーは3回からマウンドに上がった。先頭を四球で歩かせ、続くマイケル・ブッシュ内野手の打席だった。初速105.5マイル(約169.8キロ)の打球が頭部に直撃。ミラーはその場でうずくまり、場内は騒然。地力で起き上がったが、そのままベンチへ退いた。ミラーに代わり、ジャスティン・ジャービス投手が登板した。
ミラーは2020年ドラフト1巡目でドジャースに入団。剛腕を武器に有望株として評価され、2023年にメジャーデビューした。1年目は22試合に先発して11勝4敗、防御率3.76をマーク。昨季は13試合で2勝4敗、防御率8.52と“2年目のジンクス”に陥り、デーブ・ロバーツ監督から苦言を呈される場面も。
ドジャースの先発は山本、タイラー・グラスノーを筆頭に、新加入したサイ・ヤング賞2度のブレイク・スネル、佐々木朗希、再契約したクレイトン・カーショーら人材が揃う。さらに大谷翔平も5月には加わる見込み。勝負のシーズンとなるだけに、幸先が危ぶまれるスタートなった。