“最強捕手”の座を狙う22歳が「ヤバすぎる」 止まらぬ猛打に悩みも…「球界の損失」

ロッテ戦で本塁打を放ちナインに迎えられるDeNA・松尾汐恩【写真:小池義弘】
ロッテ戦で本塁打を放ちナインに迎えられるDeNA・松尾汐恩【写真:小池義弘】

チームの正捕手・山本は昨季ベストナイン&ゴールデン・グラブ賞

 逸材の快音が止まらない。DeNA・松尾汐恩捕手が20日、ロッテとの練習試合(宜野湾)で左中間へ2ランを放った。対外試合では早くも2号。「期待しかない」「こいつヤバすぎるやろ」とファンも大興奮だ。

 守備から途中出場した松尾は、1-9の7回無死二塁からこの日初打席を迎えると、カウント3-2から西村天裕投手の高め直球を強振。左中間へ完璧な一発を叩き込んだ。12日の中日との練習試合(読谷)でも、初回に度会隆輝外野手、森敬斗内野手に続く3者連続アーチを放っており、好調を継続している。

 ドラ1のバットにファンの熱狂も止まらない。「魅力あるなぁ」「スタメンで起用してほしい」「球界ナンバーワンプロスペクト」「凄いデカくなってない?」と言った声や、昨季ベストナインとゴールデン・グラブ賞を受賞した山本祐大捕手とのハイレベルな正捕手争いに注目し、「松尾汐恩をスタメンキャッチャーで使わないのが球界の損失」「キャッチャーでこそ輝く」「どう併用するか贅沢な悩み」との反応もあった。

 前DeNA監督のアレックス・ラミレス氏は1月、自身のYouTubeで松尾を「1軍でも打率.280、本塁打は20〜25本くらい打てる」と評価。「いずれは後釜を育てないといけない。松尾を三塁で育てたらスーパースターになるかもしれない」と、コンバート案も示した。果たして2022年ドラフト1位の逸材は今季、どんな活躍を見せるだろうか。

【実際の映像】沖縄に響く号砲 DeNA松尾の衝撃弾「期待しかない」

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